4~6月の収穫:『徳川さん宅の常識』他

 こちらは去年の10月にリストだけ書いたままでした(をい(^^;)) さて、ぼちぼち修正しますか…

徳川さん宅の常識(徳川義宣、淡交社)
 尾張徳川家の先代当主・義宣氏のエッセイ集だが、なかなか面白く読ませてもらった。旧仮名遣いで書かれているというのが、生まれを感じさせます。同級生のAさんのことを書いた一文は、読みながら「ひょっとしてAさんって?」と思いながら読んでいましたが、予想通りの方でした(^^)

検証 本能寺の変(谷口克広、吉川弘文館)
 本能寺の変について、詳細に分析した一書。関連資料や研究史についても触れられているのが参考になります。

新八犬伝 中の巻(石山 透、ブッキング)
 新八犬伝の復刻版の中巻。

誰も知らなかった皇帝たちの中国(岡田英弘、WAC株式会社)
 「おお岡田英弘さんの本だあ!」と思って買ったら、なんと昔買って読んだ『皇帝たちの中国』の改題・改訂新版だそうで、ちょっとがっかり…

戦国 三好一族 天下に号令した戦国大名(今谷 明、洋泉社)
 これも今谷氏が昔新人物往来社から出した『戦国三好一族』の復刻版。私は何とか古書で手に入れたが、復刻でこうした名著が手にはいるのはうれしいことです。

敗者から見た関ヶ原合戦(三池純正、洋泉社)

戦国の城(小和田哲男、学習研究社)

新織田戦記 参(河丸裕次郎、学習研究社)

なまら北海道だべさ!!(千石涼太郎、双葉社)
 千石さんの北海道についての本もついつい買っちゃうんですけど、項目によっては「うん、そうそう!」と思う時と「え~、そうかなあ?」と思う時があるのは、やっぱり北海道も広いから地域やルーツによって差違があるからなのかなあ?

もう一つの王国 <グイン・サーガ(113)>』(栗本 薫、早川書房)
紅鶴城の幽霊 <グイン・サーガ(114)>』(栗本 薫、早川書房)

『青雲はるかに (宮城谷昌光、新潮社)

『密謀(上)(下)(藤沢周平、新潮社)
 来年のNHK大河ドラマの主人公・直江兼続が主人公ですが、関ヶ原前後だけでなく直江兼続の一生を描いてほしいところですね。来年の大河の原作も読んでみましたけど、こっちの方がいいかなあ?

カエサルの魔剣(ヴァレリオ・マンフレディ、文藝春秋)
 「カエサル」の一語に惹かれて買ってしまいましたが、西ローマ最後の皇帝ロムルス・アウグストゥルスが落ち延びて…という話のようです(まだ読んでない(^^;))

逆説の日本史11 戦国乱世編(井沢元彦、小学館)

日本100名城公式ガイドブック(学習研究社)
 日本城郭協会が選定した「日本100名城」のガイドブックです。スタンプ帳もついているのが、マニアの心をくすぐりますが、なにせ子どもが生まれて以来、もうすっかり旅行から縁遠くなってしまって、まだ道内の3名城(松前城・五稜郭・根室半島チャシ跡群)にすら再訪できていない始末。いつになったらこのスタンプ帳の出番があることか…

華族歴史大事典(新人物往来社)

センゴク13(宮下英樹、講談社)

チェーザレ 破壊の創造者 3(惣領冬実、講談社)

マンガローマ帝国の歴史2(さかもと未明、講談社)

はじめの一歩 80(森川ジョージ、講談社)

『ジパング 2829(かわぐちかいじ、講談社)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 15(安彦良和、角川書店)

ああっ女神さまっ35(藤島康介、講談社)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

開拓記念館公開講座「北海道におけるチャシの形成・終焉とその背景」

 先日、浦臼町で行われた北海道開拓記念館(名前だけだとよくわからないと思いますが、北海道立の歴史博物館です。)の公開講座「北海道におけるチャシの形成・終焉とその背景」に参加してきました。
 浦臼町には4つのチャシがありますが、石狩川沿いのものとしては、旭川まで遡らないと他に存在せず、非常に貴重な史跡といえます。(石狩川の支流である千歳川・世田豊平川沿いにはいくつかチャシがありますが)

 今回の公開講座ですが、2つの報告があり、以下に内容を要約して掲載します。(聞き間違い等があるかもしれませんが、ご容赦を(^^;))
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
報告1:「浦臼町晩生内2号チャシの地形測量調査」について
    (開拓記念館学芸員・鈴木琢也氏)
◎チャシの形成・終焉の基礎研究
 全道にチャシが500以上あり、チャシを含めた要害遺跡が3C~18C頃に見られる。チャシと同じく土塁・壕を備えた中世城郭が本州で同時期の戦国期に多数存在したが、北海道もチャシがあることから、本州の戦国期のような緊迫した時期があったのではないか。
 開拓記念館では、平成18年度から分野別研究として拠点的なチャシの地形測量調査を行い、チャシの構造、立地環境、周辺遺跡との関係などを系統的に明らかにすることを目的に「北海道におけるチャシの形成・終焉とその背景に関する基礎研究」を実施することとし、平成18年度に浦臼町晩生内2号チャシの地形測量調査を行った。

◎晩生内2号チャシの地形測量調査から
 測量調査で地表面から確認できた遺構は以下の通り。
*平坦面1:チャシ南東側最端部にあり、壕1により平坦面2と区切られている。平坦面は自然地形を利用したのではなく、人工的に平らに整地した痕跡がある。
*平坦面2:チャシ主体部で、やはり人工的に整地した痕跡あり。方形状の窪みや楕円状の窪みが確認できる。
*平坦面3:壕2により平坦面2と区切られている。やはり整地されている。
*壕1:平坦面1と2を区画するもので、底は平坦になっている。長さ9m、幅8m、深さ2mほど。ステップ状遺構あり。
*壕2:平坦面2と3を区画するもので、深く急斜面になっている。長さ16m、幅6m、深さ4m。この壕の両側に土塁1・2が構築され、両者を組み合わせることで深い壕となっている。
*土塁1:平坦面2と壕2の接する部分に構築。壕2の堀上土と利用したものと考えられる。高さ1m、長さ7m、幅2m。
*土塁2:平坦面3と壕2の接する部分に構築。もとは一つのものだったものが、土塁に道などが造られ破壊、現在は3つに分かれている。高さ1m、長さ8m、幅2m。
*ステップ状遺構1:壕1の北側に構築。 *ステップ状遺構2:壕2の北東側に構築。ともに整地してステップ状に構築した入り口・通路と思われる。
他に土塁2の中央に道、壕2の中央に土橋状のものがあるが、これはチャシが使われなくなってからのもので、近現代に構築されたもの。

 このチャシは、石狩川の右岸に立地し、石狩川を利用した河川交通・交易に深い関連を持っていたと思われる。

◎チャシの形成・終焉とその背景の解明に向けて
東北北部の古代防御性集落は10~11C頃のもので、70遺跡が確認。
10~11C頃に鉄・塩・須恵器等の生産が盛んとなり、これらが北海道へ展開し、交易が盛んとなる。
その結果としての冨の蓄積による貧富の差、安倍氏・清原氏ら有力な勢力の出現等で緊張関係・軋轢が生じ、防御性集落が誕生。
奥州藤原氏の滅亡、鎌倉幕府の西立で、緊張関係は終わりを告げ、防御性集落は終焉を迎える。
 東北北部の防御性集落の形成・終焉を以上のような流れで捉えているが、チャシの成立・終焉を考える上でのモデルになるのではないか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
報告2:「北海道の要害遺跡」について
    (開拓記念館学芸第一課長・右代啓視氏)
北海道のチャシを検討すると、擦文文化期・オホーツク文化期に遡る重複遺跡が多く存在することが判明。
北東アジア地域で見てみると9~13世紀にかけて、広大な地域で防御的な機能をもった遺跡(「要害遺跡」)が多く作られている。
 *東北北部:環濠集落、防御性集落、(中世情感) *北海道:北海道型の防御性集落、チャシ
 *サハリン:要害内集落、壕・塁壁内集落、(土城)、チャシ *千島・カムチャツカ:オストローグ、チャシ

これらの要害遺跡の研究を進める上で、北海道北部とサハリンとの結節点となる稚内・礼文島のチャシの地形測量調査を平成15~18年に実施した。その結果は以下の通り。
 *増幌チャシ:孤島式(古代~中世)、擦文時代の竪穴状の窪みあり。続縄文・縄文まで遡る可能性あり。
 *増幌川口1号チャシ:塹壕などから要害遺跡・チャシではなく、太平洋戦争に関連した軍事遺構
 *増幌川口2号チャシ:丘先式(古代~中世)、壕2本、擦文期の竪穴状の窪みがあり、擦文土器が出土。擦文・オホーツク文化期まで遡る。
 *泊岸1号チャシ:面崖式(中近世)、太平洋戦争期の塹壕、竪穴状の窪みあり。擦文・続縄文or縄文に遡るか?
 *泊岸2号チャシ:丘先式の要害遺跡、アイヌ時代以前のもの、竪穴状の窪み(オホーツク文化期のものか?)、第二次大戦期の塹壕があり、太平洋戦争と関連した軍事遺構。
 *沼の沢チャシ(礼文島):面崖式(中世~近世)、コの字状の土塁・壕あり。シラヌシ土城とは構造・規模が異なる。
【まとめ】:これらの遺跡は、河川・海岸に接し、サハリン・本州との交流・交易を示す拠点的な要害遺跡で、擦文・オホーツク文化期まで遡る可能性がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Img_4274 どちらもなかなか興味深い内容でした。公開講座修了後、久しぶりに浦臼町内の4つのチャシを巡ってみましたが、最初に行った鶴沼チャシは草が生い茂っていて近づけない状態で、草をかき分けていけばたどり着けなくはないですが、今回はそこまでするつもりはなかったのでそのまま札的方面へ。
Img_4280 札的チャシに行く前に札的の墓地にある坂本竜馬縁のお墓に参りました。ここにあるのは龍馬の甥でその名跡を継いだ坂本直(高松太郎)の妻留とその息子直衛の墓です。二人は直の死後、北海道に渡っていた直の実弟で坂本本家を継いでいた坂本直寛を頼って北海道に渡ってきたとのことです。
Img_4287 次に札的チャシですが、ここは以前来た時にも沢を登ってやっと壕を確認できたところなので無理せず標柱と遠景のみ撮影し晩生内方面へ。
Img_4288 そしてまず晩生内1号チャシですが、ここは昨年の2号チャシに続き、今週の5日から地形測量調査を行うため、草刈りがなされていて、普通この時期なら笹藪ではっきり確認できない2本の壕とその両側の土塁がきれいに見ることができ、今が見頃です。Img_4309
1本目の壕は少し浅くて短いですが、2本目の壕は深さ2~3mあり、チャシの壕としてはなかなかのものです。ただ、狭い舌状台地の先端を区切るように切られた壕なので、長さは10mくらいですが。
Img_4318
 そして最後に晩生内2号チャシですが、こちらも草藪の彼方でしたので無理せず、麓の方の1号チャシの近くにある標柱を撮影しました。(樹木と電柱の陰になっていて見えにくいところにありますが)
 浦臼のチャシ巡りは8年ぶりくらいになりますが、やっぱりいいですね。秋になって草が枯れてきたら、もう一度他の3つのチャシも見てきましょうかねえ?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

10~12月の収穫:『下野・宇都宮一族』他

 え~長々と中断していた「○○の収穫」シリーズですが、やっと再開します(^^;) まずは去年の10月~12月分からです。

下野・宇都宮一族(七宮涬三、新人物往来社)
 新人物往来社の「一族」シリーズの一つです。最近よくこの「一族」シリーズが出ていますが、各地の名族についていろいろとまとめているのはとてもうれしいことです。問題は時間がなくてほとんど読んでないことでして...(^^;) これも実はまだ読んでませんが、七宮氏の著作なのでそうハズレではないと思いますが...

項羽と劉邦の時代 秦漢帝国興亡史(藤田勝久、講談社)
 これまただいぶ前に買ったというのに未読ですが、楚漢戦争という『史記』等でよく知られている時代を実証的に捉えようとする一書です。

訳注 阿淡藩翰譜〈一〉~〈十二〉〔徳島藩・上級家臣録〕(中山義純/輯 牛田義文/訳注)
 これは以前から気になっていたものですが、やっと入手することができました。私が入会している家系研究協議会の副会長をなさっている牛田義文氏が訳注して出版したもので、徳島藩蜂須賀家の上級家臣の系譜をまとめたものです。まだ全然活用していませんが、そのうちに...

ビザンツ歴史紀行(今谷 明、書籍工房早山)
 「中世史の今谷氏がなぜビザンツの本を?」と思いましたが、著者・ジャンルともに興味があるものだったので買ってみました。これまた未読です(^^;) Amazonのカスタマーレビューでは酷評されてますけど...

安芸・若狭 武田一族(高野賢彦、新人物往来社)
 これまた新人物往来社の「一族」シリーズですが(例によって未読です(^^;))、甲斐の武田氏について取り上げたものは多数ありますが、安芸・若狭の武田氏について取り上げたことについて評価できると思います。これからも新人物往来社には各地のあまり取り上げられていない一族について紹介していって欲しいなあと思います。(蝦夷地の松前氏とか...(をい(^^;)))

ローマ人の物語XV ローマ世界の終焉(塩野七生、新潮社)
 塩野氏の「ローマ人の物語」完結編です。実はこのシリーズも五賢帝の辺りでストップしていて、買ってはいるが未読状態なんです(^^;) ビザンツは取り上げられないだろうなあ、せいぜいユスティニアヌスの頃までか、と予想していましたが、その通りでしたね。時間があるときにじっくり読んでみたいと思います。

霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿(田中芳樹、祥伝社)
 申し訳ないが、読んだはずですが内容をほとんど覚えていません(^^;) 田中氏の著作なので読んでますが、最近は印象に残る作品が少ないなあと感じてます。作品が出版される間隔も長いし、悪いけどこのままではファンが離れていくんじゃないかなあ?

異説太閤記 三 天下静謐(久住隈苅、学習研究社)
 信長横死後、天下を取った徳川家康に挑んでいく羽柴秀吉という正史とは逆の設定でのIF小説ですが、なかなか楽しめました。とっても読んだのがもうかなり前なので...(^^;)

院政 もうひとつの天皇制(美川 圭、中央公論新社)
 すいません、読んだのがもうかなり前なのでうろ覚えですが、院政の前史から取り上げ、鎌倉以降についても記述されていたと思います。なかなか面白かったです。

憲法九条を世界遺産に(太田光・中沢新一、集英社)
 つい買っちまいましたが、う~ん正直よく中味を覚えていない...(をい(^^;)) 憲法改正が現実味を帯びてきた今、今一度読んでみましょうかねえ...

アルスラーン戦記⑫ 暗黒神殿(田中芳樹、光文社)
 これもだいぶ前に読んだのでうろ覚えですが、まあ面白いのは面白いのですが、なにせ間があきすぎていて話の展開がどうだったっけ?とか、伊どんなキャラだっけ?とか思い出しながら読まなくちゃいけないのは、ちょっと疲れてきます。完結したらもう一度読みかえしたいところですが、いつ完結するんだろう?

名城の由来 そこで何が起きたのか(宮元健次、光文社)
 これもだいぶ前に読みましたが、著者の推論など面白い部分もありましたが、歴史的な記述であれ?と思うような所が所々にあったのでちょっと興ざめしてしまいました。まあ歴史の専門家ではないので仕方なのかもしれませんが。

新織田戦記 壱 本能寺炎上、天下擾乱す!(河丸裕次郎、学習研究社)
 本能寺の変で信長・信忠等と共に命を落とした五男・勝長を主人公とした歴史IF小説ですが、勝長を主人公にしたというのは今までにないパターンで面白いと思いました。ただ、勝長の元に旧武田家臣団が集まり、あっという間に関東平定をしてしまう場面には「そんなにうまくいくかあ?」と思ってしまったのは正直なところ。まあこの手の小説には仕方のないところかもしれませんが、これからの展開も楽しみですね。

ハプスブルク帝国(加藤雅彦、河出書房新社)
天下城 上・下(佐々木譲、新潮社)
 すんません、未だ読んでおりませんm(__)m

快楽の都 <グイン・サーガ(110)>(栗本薫、早川書房)
タイスの魔剣士 <グイン・サーガ(111)>(栗本薫、早川書房)
 ストーリーとしてはどうなんでしょう?高校時代以来のつきあいですので、未だに読んでますが、なかなか進まないのがイライラします。でも読んでると面白いんですけどねえ...

強殖装甲ガイバー24(高屋良樹、角川書店)
ジパング 252627(かわぐちかいじ、講談社)
リーンの翼Ⅱ(角川書店、富野由悠季/原作 大森倖三/漫画)
チェーザレ 破壊の創造者 1(惣領冬実 原基晶/監修、講談社)
はじめの一歩 7879(森川ジョージ、講談社)
ああっ女神さまっ34(藤島康介、講談社)
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 14 ―ルウム編・後―(安彦良和 矢立肇・富野由悠季/原案 大河原邦男/メカニックデザイン、角川書店)
センゴク11(宮下英樹、講談社)
甘い生活31 天才×天才(弓月 光、集英社)
PLUTO 004(浦沢直樹×手塚治虫、小学館)
 コミックは個々のコメントはパスさせていただきます(^^;) でも『チェーザレ』が良い! ダ・ヴィンチやマキャベリが出てきたりするのも楽しいですが、これからが楽しみです(^^)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

最近の収穫:『島津義弘の賭け』他

 では6月1日以降の分です。といっても3ヶ月分ありますが(^^;)

島津義弘の賭け 秀吉と薩摩武士の格闘(山本博文、読売新聞社)
 またまた山本氏の本ですな。これは古本で入手したものですが、「島津家文書」をもとに織豊期から江戸初期にかけての島津家の動きをまとめたもの。これを読むと島津義弘が豊臣政権と国元の狭間で苦労していたのがわかります。

殿様の通信簿(磯田道史、朝日新聞社)
 『武士の家計簿』の著者が、幕府隠密の機密報告『土芥寇讎記』をもとに殿様たちの実像を描いたもの。ですが、『武士の家計簿』ほどのインパクトはないかなあ? 何年か前に『土芥寇讎記』をもとにして同じように江戸初期の大名達の実像をまとめたものを新人物往来社が歴史読本の別冊か何かで出してましたしねえ...

豊臣氏存続 ―豊臣家定とその一族―(早瀬晴夫、今日の話題社)
 「豊臣氏存続」という表題はちょっとインパクトありますけど、要は秀吉・秀頼の大坂豊臣氏は滅んだものの、高台院とその兄木下家定の一族の豊臣氏は存続したということらしい。確かに家定の子利房と延俊の子孫・備中足守藩木下氏と豊後日出藩木下氏は幕末まで豊臣姓を名乗ってはいましたけど、私にとっては「そんなこと今さら」て感じです(^^;)

『武田・松前一族の系譜』(日本系譜出版会/編)
 つい名前につられてヤフオクで落札してみましたが、中味は『寛政譜』などを元にしてまとめたもので、やっぱりたいしたこと無かった...

新田一族・堀口一族 地方史料を主として(堀口正夫/編)
 新田一族も好きなのでこれまたヤフオクで入手しました。中味はまだよく読んでません(^^;)

図説 茨城の城郭(茨城城郭研究会/編、国書刊行会)
 私のネット上の知人も何人か執筆してますが、茨城の主要な城郭140ヶ所ほどを取り上げたもので、茨城の中世史・城郭について知りたいのであれば絶好の一書でしょう。といっても私は茨城にまだ行ったことないんですが...(本州に行きたいなあ)

北溟の人(小山邑一郎、北海道新聞出版局/製作協力)
 以前知人に教えていただいた本ですが、「道新マイブック」という自費出版のものなので、なかなか見つけられず、結局近所の道立図書館で借りてきました(^^;) でも、大部の本なので借り直し借り直しでも読み終わらず、これまたヤフオクで見つけたので落札して、道立図書館から借りたものは返してしまいました。でも手元に来たことで安心してしまい、未だ読み終わってません(をい(^^;))
 幕末の松前藩を舞台とした歴史小説で、勤王派の正義隊のクーデターで命を失った関左守を主人公としています。松前藩を舞台とした小説はなかなかありませんから、そういう点では貴重なものです。

諌早家系事蹟(諌早史談会・諌早家系事蹟刊行委員会/編集、諌早史談会)
 佐賀藩鍋島家の重臣で龍造寺一族の諌早家歴代の事蹟をまとめたものです。これも古書で入手。

新編 佐竹七家系図(渡邉喜一/編集 山中良二郎/監修、加賀谷書店)
 久保田藩佐竹家の一門で諸侯に列した壱岐家(岩崎藩)・式部家(宗家を継承して消滅)と、佐竹姓を称していた左近義方家・北家・南家・東家・西家(小場家)の系譜をまとめたもの。これも古書で入手。

島津氏正統系図(尚古集成館/編、島津家資料刊行会)
 薩摩の島津本宗家に伝わる系図を活字化したもの。これも古書で入手。

高飛びレイク 【全】(火浦 功、朝日ソノラマ)
 昔々好きだった高飛びレイクシリーズが全てまとまって新書になっていたので、買っちゃいました。これ確かシリーズと言いながら、本編は1巻だけしか出なかったのに、番外編(外伝だったかな?)が2冊も出たという...(^^;) 本編の続き(2巻以降)を首を長~くして待ってたけど、とうとう出会うことができませんでした(--;) 最近、火浦氏はどうしてるんでしょうねえ?

パロへの長い道 <グイン・サーガ(108)>(栗本 薫、早川書房)
豹頭王の挑戦 <グイン・サーガ(109)>(栗本 薫、早川書房)
 グインサーガの新刊。相変わらず遅々として進まない展開。108ではこの世界に遙か昔から住んでいるという長命族が出てきたり、109では目くらましのためある方法が... 読んでいて楽しいことは楽しいが、この調子ではいったいつになったら完結するのやら、予定の100巻はとっくに過ぎているが、200巻?まで続くのか? 生きているうちに完結してほしい(をい(^^;) だいたい栗本氏の方が年上だってば)

逆説の日本史10 戦国覇王編(井沢元彦、小学館)
 すんません。読んだのがだいぶ前なので、もうほとんど中味を忘れてしまいました(をい(^^;))

地果て 海尽きるまで 小説チンギス汗(上・下)(森村誠一、角川春樹事務所)
 なんかこれを原作にチンギス・カンの映画があるらしいですね。検索!
 反町隆史主演ですか、ボルテが菊川怜ねえ... どうも私の中では加藤剛がやった『蒼き狼』のイメージが強くて(古い!)。ジャムカの若林豪、クランの神崎愛が良かったなあ...おっと、話がそれてる。まず読まなくちゃ。

管仲 上・下(宮城谷昌光、文藝春秋)
 おっと『香乱記』もまだ読んでないのに、新作が...(^^;) 『三国志』はいつ文庫になるんだろう?完結しなきゃ無理かな?

北の黄金(田中光二、徳間書店)
 なんか松前藩時代の蝦夷地が舞台らしいので買っちゃいました(^^;) まだ読んでませんが。

オクシタニア 上・下(佐藤賢一、集英社)
 佐藤氏の本も、未読が...『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』も『二人のガスコン』も『赤目のジャック』『カルチェ・ラタン』も未読だし、『カエサルを撃て』なんてもう何年も読みかけのまま。最初から読み直さなくちゃなあ...

閨閥 改訂新版 特権階級の盛衰の系譜(神 一行、角川書店)
 もう何年も前に出たもののようですが、政界・財界のトップたちの閨閥を調査したもの。今回の自民党総裁選の候補だった安倍氏・麻生氏らも出てきます。

【決定版】図説・「城と陣屋」総覧 東国編・西国編(学習研究社)
 全国諸藩の城と陣屋を全て網羅したもの。こんなのを見ているとお城に行きたくなりますね。

はじめの一歩 7677(森川ジョージ、講談社)
城物語(冨士宏、Mag GARDEN)
日本ふるさと沈没(鶴田謙二ほか、徳間書店)
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 13 ―ルウム編・前―(安彦良和、角川書店)
ウルトラマンSTORY0 3(真船一雄、講談社)
ああっ女神さまっ33(藤島康介、講談社)
ジパング 24(かわぐちかいじ、講談社)
センゴク10(宮下英樹、講談社)
龍狼伝 第三十六巻(山原義人、講談社)
機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛(津島直人 富野由悠季/原作 矢立肇/原案、角川書店)
 これらのコミックスも一々紹介するのはパスしますが、『城物語』は架空の中世ドイツの城を舞台にしたもので、ちょっと続きが読んでみたい感じがします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

最近の収穫:『佐々木六角氏の系譜』他

 申し訳ない、すっかり「独り言」が途絶えてしまいましたm(__)m 実はこの記事も6月に書き掛けたものなのでした。なので、日付も6月1日になってます(をい(^^;)) それ以降はまた別記事にて紹介します。
 では気を取り直しまして(をい(^^;))

佐々木六角氏の系譜 ――系譜学の試み(佐々木哲、思文閣出版)
 戦国期の近江守護の六角氏は六角定頼―義賢(承禎)―義治が嫡流とされているが、そうではなく定頼の兄氏綱―義実―義秀―義郷―氏郷が六角氏の直系であるとの説を唱える佐々木哲氏が、それを独自の手法で検証したもの。その節の当否についてはここでは触れないが、興味深い一書。

対馬藩江戸家老 近世日朝外交をささえた人びと(山本博文、講談社)
 最近、よく山本博文氏の本を読むのですが、これは古本で見つけたもの。(まだ読んでませんが...)

鎌倉北条氏の興亡(奥富敬之、吉川弘文館)
 これの古書で買ったもの。奥富氏の本も結構買ってます(^^;)

琉球城紀行 ~城から見る沖縄の文化~(北原秋一、三浦クリエイティブ)
 これは札幌の地下街にあった沖縄物産を扱った店で見つけたもの。うちの奥さんとも「また沖縄に行きたいね~」と時々話すが、いつになることやら...

苗字と名前の歴史(坂田 聡、吉川弘文館)
 これは読みました。といってもだいぶ前に読み終わったので、ちょっとうろ覚え。苗字だけでなく名前の歴史について、特に当時の史料を使って、武士などの上流階級だけではなく庶民の名前の歴史についても検証しているのが目新しいかな?

華族 近代日本貴族の虚像と実像(小田部雄次、中央公論新社)
 これ、まだ読んでません(^^;) どこにしまったっけ?

日本史の一級史料(山本博文、光文社)
 これは読みました(^^;) でもこれも結構前だな。歴史史料をどう読んでどう取り扱うかということを書かれていました。いろいろな資料を駆使して歴史を描いていく山本氏ならではの著作だと思いました。

30ポイントで読み解く「ローマ帝国衰亡史」(金森誠也/監修、PHP研究所)
 これ読んでません(^^;) ローマに弱い私...

香乱記 一~四(宮城谷昌光、新潮社)
 宮城谷氏の小説、今回は秦末期から楚漢戦争期の英雄・田横を主人公としたもの。これも読んでません(; ;)

戦国幻想曲(池波正太郎、角川書店)
 「槍の勘兵衛」渡部勘兵衛の生涯を描いた歴史小説。これも...(以下略)

ああ!勘違い(庵名路久、新風舎)
 歴史学同好会のお仲間が出した本ですが、これまた途中まで(をい(--;))

精選 日本の名城(新人物往来社、別冊歴史読本)
 「歴史読本創刊50年記念出版」だそうですが、中味については目新しいものでもなく、買うまでもなかったかな?という感じ。

よみがえる日本の城2930(学習研究社)
 やっとこのシリーズも完結。でもほとんどパラパラ見たくらいで...

PLUTO 003(浦沢直樹×手塚治虫、小学館)
◎『ジパング 2223(かわぐちかいじ、講談社)
風雲児たち 幕末編9(みなもと太郎、リイド社)
センゴク9(宮下英樹、講談社)
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 12(安彦良和、角川書店)
傭兵ピエール3(佐藤賢一、集英社)
ウルトラマンSTORY0 2(講談社、真船一雄)
甘い生活30(弓月 光、集英社)
 コミックに関しては一つ一つのコメント省略させていただきます。でもどれもおすすめできます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

最近の収穫:『下野 小山・結城一族』他

 今年もいよいよ終わりですねえ。さて、では今年最後の収穫を。

下野 小山・結城一族(七宮涬三、新人物往来社)
 新人物往来社の一族シリーズ最新刊。ここ最近、七宮氏が続けて一族シリーズを書いておりますが、中味は正直きちんと読んでおりませんので(をい(^^;))論評できません。ですが、私的にはこの一族シリーズは好きですので、どんどん出して欲しいところです。

新編 佐竹氏一門・系図【稿】 苗字家を除く(渡邉喜一/編著、東洋書院)
 『新編佐竹氏系図』『新編佐竹七家系図』に次ぐ佐竹氏の系図集第三弾になりますが、前二者は持ってません(^^;) 本書は、佐竹氏一門のうち苗字家すなわち佐竹の姓を名乗る家以外の一門六家(石塚・大山・戸村・今宮・小野岡・古内)と藤原姓秀郷流の岡本氏の七家の系図が載っております。本書をまとめられた渡邉氏は御年84歳とのこと。その努力には頭が下がります。

古城の風景2 松平の城(宮城谷昌光、新潮社)
 宮城谷氏による古城の風景第二巻。実は第一巻、まだ読んでおりません(をい(^^;)) ということで論評はできませんが、今回は松平氏に関わりのある城について書かれたようです。

語られなかった皇族たちの真実(竹田恒泰、小学館)
 著者の竹田氏は旧竹田宮の直系で、戊辰戦争で旧幕府軍が担ぎ出そうとした輪王寺宮のちの北白川宮能久親王の末裔に当たります。現在「有識者会議」とやらで議論が固まりつつある皇位継承問題の一方の当事者ともいえる旧皇族からの問題提起の書ともいえそうです。ちょうど正月に読むにはいいかも。

キリストの勝利 ローマ人の物語XIV(塩野七生、新潮社)
 「ローマ人の物語」の14冊目で、いいよあと1冊でこのシリーズも完結とのこと。実は「賢帝の時代」の途中で止まっていまして、読んでいないのですが、正月に...きっと読めないなあ(^^;) そんな本が多くって。
 でもあと1冊ということはやっぱりビザンツ帝国は書かないんですね。多分そうだろうとは思いましたが、最終巻でビザンツにどう触れるかというのもちょっと楽しみだったりして(^^;)

名字の日本史(森岡 浩、ビジネス社)
 最近名字の本というと必ずといっていいほど森岡氏の本ですが、今回は名字で日本史を語るというもののようです。これから読み始めようというところですので何とも言えませんが、他の方の名字の本も読んでみたい気がします。

戦国の雄と末裔たち(中嶋繁雄、平凡社)
 中嶋氏といえば、以前「日本の名門」などと題して旧華族の家史と子孫について取材したものを本にしていた方ですが、これもその流れになるでしょうか。ただし、江戸幕臣高家の武田氏・今川氏の両家(「滅びた(?)名族」シリーズの次のネタ)については旧華族ではないので目新しいところですが、内容的にはだいたい知っていることなので、個人的には暇つぶし本ていうところかなあ?

徳川将軍家の結婚(山本博文、文藝春秋)
 最近、江戸時代といえば山本氏という感じで良く読んでいる方の一人ですけど、今回は徳川将軍家の正室についていろいろと考察しています。それぞれの結婚の事情が良く分かります。でもこれってドラマ「大奥」に便乗といっては語弊がありますが、その関連本として企画したんですかねえ? まあでも歴史ファンとしては便乗でもいろいろ本が出ることは良いことです。

増補改訂 アイヌ伝承と砦(チャシ)(宇田川洋、北海道出版企画センター)
 これは以前宇田川先生が出された本の増補改訂版です。でも前著も途中までしか読んでませんので、これを機会に読みたいところですね。

風の騎士 <グイン・サーガ(105)>(栗本 薫、早川書房)
 前巻に出てきた仮面を被った「風の騎士」の正体が明かされます。正直、「彼かな...?」と疑いつつも思っていた人物でした。でもこれから本編にどれだけ影響を与えられるかというとちょっと微妙かなあ? それよりもちぎシューティくんの今後の方が気になります。素直にすくすくと育って欲しいです。(うちの息子も2歳なので余計にそう感じます(^^;))

エラリー・クイーン パーフェクトガイド(飯城勇三&エラリー・クイーン・ファンクラブ、ぶんか社)
 多少追加されているようですけど、どうも以前買った『エラリー・クイーン Perfect Guide』の文庫化したもののようです。(さっき気がついた(^^;)) どうもエラリークイーンというと弱いんです、私(^^;) 当然のごとく推理小説はホームズから入っていったんですが、高校時代は友達に勧められて読み出したクイーンにはまりまして、国名シリーズもレーン四部作は全部読みました。その他のニッキー・ポッターの出てくる作品とかも読みましたが、後半の作品は読んでないんで、時間があればよみたいですねえ。そういえば、エラリー・クイーンのコミックスもあったけどどうなんったんだろう?

雷鳴 交代寄合伊那衆異聞(佐伯泰英、講談社)
 交代寄合伊那衆異聞シリーズの第2弾です、といっても実は例によって第1弾をまだ読んでないんですが...(^^;) 前作で主殺しをした主人公が将軍にお目見えをして正式に交代寄合座光家の当主となります。
 そういえば、この小説の設定は幕末のようですけど、明治維新の際、この座光寺家は東山道を進む官軍に属して江戸まで行き(ただし一度も戦闘には参加せず)、一時は山吹藩を名乗ることを許されるのですが、廃藩置県の際は一般の旗本家同様解体されてしまうのですけど、その辺はどうなるんでしょうねえ?そこまで書かないのかな?
 ちなみに明治期になってからも、この座光寺家は華族に列するよう誓願していたようですけど、結局その願いは叶いませんでした。

戦国の堅城Ⅱ 戦略・戦術に応じた多彩な城郭群(学習研究社)
 「戦国の堅城」シリーズ第2弾。また例によって復元鳥瞰図等を駆使して戦国時代の城の姿を再現しています。眺めるだけでもなかなか面白いです。

よみがえる日本の城26(学習研究社)
 このシリーズも残り4冊となりましたが、今回は城絵図を使って城の姿を再現しようというもの。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

最近の収穫:『Manuel d'Histoire,de Genealogie et de Chronologie』他

 またまた1カ月ほど経ってしまいました(^^;) 先月はなかなかの収穫がありました(^^)

『関東諸家系図(1)』(飛田政一/編、家系研究協議会)
 ヤフオクで落札したものですが、飛田氏は家系研究協議会の会誌『家系研究』でも良くお名前を見かける方です。関東の諸家の系図を手書きでまとめたものですが、(1)ということは(2)以降もあるのだろうか?

佐賀の戦国人名志 増補改訂版(川上茂治、佐賀新聞社)
 この本、以前道立図書館で見かけて、竜造寺家・鍋島家の一族やその家臣達、そしてその略系図なども載っていたので購入しようとしたら、あちこちのネット書店でも古書店サイトでも売り切れだったんですよね。たまたま丸善だけ取り扱っていたので、だめもとで注文したら手に入れることができました。そのうちこれを資料の一つとして竜造寺家・鍋島家の一族をまとめてみたいと思っているんですが、いつになりますか。

佐賀の江戸人名志(川上茂治、佐賀新聞社)
 上記の続編で、今度は江戸期の人物を扱ったもの。『戦国人名志』の方を両方使えば系図がつなげないかなと考えているんですが...

ドキュメント戦国の城(藤井尚夫、河出書房新社)
 イラストで、戦国の城の姿を復元しようというもの。縄張り図とか土塁・空堀等の遺構だけではイメージできなかった戦国の城の様子が一目瞭然です。これはおすすめできます。しばらくお城に行ってないなあ...

Manuel d'Histoire,de Genealogie et de Chronologie,3 vols(A.M.H.J.Stokvis)
 今回の目玉です(^^;) うちのサイトの特別名誉顧問・松本さんに以前教えてもらった外国の家系図資料の一つで、松本さんによると
「19世紀後半に刊行された3巻組の系図書です。古今東西あらゆる王朝の系図や君主・元首表が記載されています。収録範囲も広く、ヨーロッパはもちろんのこと、アジア(日本の天皇家、将軍家や琉球王家の系図まであります)、インド、アフリカ、ラテンアメリカ(インカ帝国やアステカ帝国など)、オセアニア(ハワイやタヒチの王家)と、世界各国の王朝系図を網羅しています。モンゴルの王族の中にノガイの子孫の系図もありましたよ(^^) ただ、刊行年をみてわかるように、すべての系図は19世紀までで終わっています。絶版。」
とのことです。ただし上のリンクは名古屋大学のものにつながってますが、リプリント版もあるようですね。私が買ったのは1888~1893年発行の元本のようですが。確かに本自体は100年以上前のものですので多少くたびれていますが、その割りにはしっかりしてます。
 上記の松本さんに説明にもあるように日本の天皇家や将軍家の系図も載っていますが、ちょっと不思議な部分も。まあそれはまたの機会に...

土佐藩家老物語(松岡司、高知新聞社)
 三楽堂さんのブログで教えてもらったもので、土佐山内家の家老たちのことをまとめたものです。これも大河関連本になるのでしょうけど、山内家の重臣達については良く知らないので、参考になりそうです。(来年の大河を見るかどうかは別にして(^^;))

西の和賀氏 みちのく無名戦国武士探訪(小原藤次、熊谷印刷出版部)
 和賀一族の須々孫氏の歴史についてまとめたもの。須々孫氏については全く知りませんでした(^^;) ていうか和賀氏自体も名前と秀吉の奥州仕置で滅んだというくらいしか知らなかったので。

山内一豊と千代 ―戦国武士の家族像―(田端泰子、岩波書店)
 前回の『検証・山内一豊伝説』『山内一豊』に続く大河関連本の一つですが、これは山内一豊夫妻はじめ戦国武将の家族について取り上げたものらしいです。ただしまだ一冊目の『山内一豊』を読んでいる途中なので、まだまだ辿り着きそうにないです(^^;)

房総武田氏の興亡(府馬 清、崙書房)
 これもヤフオクで入手したものです。以前にも府馬氏の房総武田氏についての本を買いましたが、房総武田氏の歴史、そしてその末裔について取り上げていますので、「滅びた(?)名族」シリーズのネタ本になるかと...

『よみがえる日本の城2425(学習研究社)
 このシリーズも23からはテーマ別の内容になりましたが、24は天守の第2部、25は櫓・門・土塀・石垣・堀など城の作事・普請に関わるものについてです。といっても最近は買った時にパラパラと見るくらいで、きちんと読んでいないんですが(^^;)

白兵武者 第一巻~第十巻(蝶野正洋/原案 石渡治/作画、小学館)
 最近見つけた戦国時代のマンガですが、内容的には武器を使わず格闘の技のみを武器として闘った僧兵の話という荒唐無稽なものですが、原案がプロレスラーの蝶野正洋というわけで、その僧兵たちがみんなレスラー達がモデルになっているというのが笑えます(^^;) といっても最近のレスラーは良くわからんので、単純にマンガとして楽しんで読んでますが(初代タイガーマスクとかならわかる世代(をい(^^;)))
 毛利元就や織田信長・豊臣秀吉などおなじみの戦国武将も出てきますが、この僧兵達の本国が但馬ということで、戦国武将としてはマイナーな山名祐豊や山名家の四天王たちも出てきます(^^;)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

先月&今月の収穫『こんな市名はもういらない!』他

 またまた、すっかり飛んでしまいました。おかげで本の方もたまってしまって...(をい(^^;))

こんな市名はもういらない! 歴史的・伝統的地名保存マニュアル(楠原佑介、東京堂出版)
市町村合併で「地名」を殺すな(片岡正人、洋泉社)
 前の『生まれる地名。消える地名』に続き、市町村合併に関わる地名に関する本ですが、全然読んでませんので内容についてはパス(^^;)

越後加地氏新発田氏の系譜(飯田素州、新潟日報事業社)
 越後上杉氏の重臣として知られる新発田氏、そしてその本流たる加地氏やその一族の系譜についてまとめた労作。まだパラパラとしか見てませんが、系図も非常に詳しく書かれているようです。

新田一族の戦国史(久保田順一、あかぎ出版)
 同じ著者による『新田一族の盛衰』の続編。前著が新田一族の成立期から南北朝期までの新田一族の活躍を書いたのに対し、室町から戦国にかけての岩松氏と由良氏の動向についてまとめたものです。

南朝全史 大覚寺統から後南朝へ(森 茂暁、講談社)
 以前同じ著者の『闇の歴史 後南朝』を読んだが、これは南朝の歴史全てを取り扱ったもので、南朝史全体を捉えることができる。まだ読んでないんですけど...(^^;)

越後上杉一族(花ヶ前盛明、新人物往来社)
 最近、新人物往来社はこの一族シリーズを積極的に売り出しているようですが、今回は上杉といえばよくなまえをみかける花ヶ前氏によるもの。これまたまだ読んでませんが、越後上杉氏だけでなく越後長尾氏の歴史についても取り上げて欲しいところ。同シリーズの『関東管領・上杉一族』と併せて読むと面白いかも。

目で見る 江別・千歳・恵庭・北広島・石狩の100年(髙間和儀=監修、郷土出版社)
 わが地元の100年を写真と解説で語る大型本で、かなり高かったのですが、あとから後悔するよりはと思い購入。今住んでいる江別の写真はかなり豊富に掲載されていますが、わが故郷の写真は数枚しかなくちょっとがっかり...

尼子氏一門のルーツ(横山正克、立花書院)
 ヤフオクで入手。尼子氏一族だけでなく、出雲の宇多源氏佐々木氏とその一族の系譜について、非常に詳しく調べてまとめられています。これは入手できラッキーでした。

異説太閤記 二 両虎、相食む(久住隈苅、学習研究社)
 本能寺後、天下を取った徳川家康に羽柴秀吉が挑んでいくというシミュレーション小説第2弾。今まで無かった設定だけに、なかなかに面白い。次巻はいよいよ羽柴VS徳川の激突のようですが、どのようにその戦いを描くのか楽しみです。

政党崩壊 永田町の失われた十年(伊東惇夫、新潮社)
 新進党などこの10数年間に生まれては消えた新党の興亡史をその新党立ち上げに関わった筆写が描いたもの。名前をいわれても「そんなのあったっけ?」という新党からいつの間にか消えてしまった新党までありますが、あまり日本の政治が変わったような気がしないのはなぜなんでしょう?

戦国時代の終焉 「北条の夢」と秀吉の天下統一(齋藤慎一、中央公論新社)
 秀吉による天下統一を北条氏の側から見ていったもののようです。う~ん、いつになったら読めることか...

アルスラーン戦記(11) 魔軍襲来(田中芳樹、光文社)
 以前角川文庫から出ていた田中氏の歴史ファンタジーの続編いよいよ登場!というところですが、確かこれが初めて読んだ田中氏の作品だったはず。調べてみたらアルスラーン戦記の第1巻を買ったのが1986年の11月、なんともう19年も前じゃないですか。これだけ経っていて完結していないとは何だかな~、と思いつつ読みましたが、まあそこそこ面白いです。でも例によって、いよいよこれからザッハーク一党と対決かというところで終わってます。(前巻もクバードたちが地中に閉じこめられて...というところで終わってたはず(^^;)) 早く話を進めてくれないとな~(また何年も待つのは勘弁してほしい...)

ヤーンの朝 <グイン・サーガ(103)>』(栗本 薫、早川書房)
 グラチウス・イェライシャの対決が見所でしょうか? グインはこの後どうなるコトやら...(でももう次巻を買ってしまってるんですが(^^;))

変化 交代寄合伊那衆異聞(佐伯泰英、講談社)
 「交代寄合」の文字にひかれて買ってしまいました(^^;) 知りませんでしたが、佐伯氏というのは結構時代小説を書かれているようで、これは新シリーズのようです。交代寄合伊那衆の座光寺家が登場するようです。(これまた未読)

秘太刀馬の骨(藤沢周平、文藝春秋)
 ついこの間までNHKの金曜時代劇で放送していた藤沢作品の原作です。テレビが終わるまでは読まないでおこうと思っていたのですが、放送が終わったのにまだ読み始めておりません(^^;)
 テレビの方ではチームナックスの音尾君が飯塚孫之丞役で出演していましたが、彼も含めなかなか役者さんたちのが良い演技をしていまして、見応えのある時代劇でした。正直大河の「義経」よりも楽しみにしてました(^^;)

信長の家臣団 「天下布武」を支えた部将34人の記録(樋口晴彦、学習研究社)
 信長の家臣団の列伝です。柴田勝家・丹羽長秀などの有名どころから、簗田広正、前波吉継、塙直政なんていう武将も載せています。

海東青 摂政王ドルゴン(井上祐美子、中央公論新社)
 数年前に単行本で読みましたが、清朝の礎を築いたと言ってもいい睿親王ドルゴンの生涯を描いたものです。読んだのはだいぶん前ですので、文庫で読み返すのもいいかも...

『よみがえる日本の城212223(学習研究社)
 このシリーズも22で都道府県別の城の紹介が終わり、23からはテーマ別の紹介になりまして、まずは天守の話からです。30で完結のようです。

よみがえる江戸城(学習研究社)
 上記の「よみがえる日本の城」シリーズから派生したもので、江戸城内を再現CG、イラスト、復元模型、古絵図、古写真などで紹介するもの。やはりCGがすごいですねえ。(ってまだよく見ていないんですが(^^;))

奇跡の連覇 駒大苫小牧 熱闘甲子園2005夏(北海道新聞社)
 大会終了後にちょっとボケをやってしまいましたが、連覇という大事を成し遂げた彼らの功績は消えるもんじゃありません。たいした奴らです。

「造形集団 海洋堂の軌跡」展図録』((株)アートプランニング レイ)
 芸術の森美術館で海洋堂展をやっているというので、行ってきました。近代美術館でやっているスター・ウォーズ展もそうですが、こういうものが一部のマニアのものではなく、アートとして認められる時代になったんですねえ。スター・トレック展もやってくれんかなあ...(人気度が違うか...(--;))

龍狼伝 第三十四巻(山原義人、講談社)
 まだまだ匈奴編です。最後に久しぶりの登場のあの人が出てきましたが、さあ次巻ではどうなるか。

ジパング 20(かわぐちかいじ、講談社)
 合掌。冥福を祈ります。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 10 ―シャア・セイラ編・前後―』
 テレビ版では出てこなかった、シャア・セイラの過去が語られます。ドズルとギレンはあまり変わってないけど、キシリアがあんな感じだったとはねえ...

センゴク 6(宮下英樹、講談社)
 今回はいよいよ本願寺が出てきました。うち、浄土真宗なんですよねえ...(^^;) まあいいか...

ああっ女神さまっ31(藤島康介、講談社)
 このシリーズも早いもんでもう31巻です。でも最近は何だかどういう話なんだか...

ウルトラマンSTORY 0 1(真船一雄 監修/円谷プロダクション、講談社)
 なんとウルトラシリーズが始まる前のウルトラ戦士たちのストーリーというわけで、ゾフィーがゼットンに似たような怪獣を倒す話とか1巻の最後ではセブンがキングジョーに似たようなロボットに立ち向かっていくとか、ミクラスが出てきたりとか、私らウルトラマン世代にとってはうれしいコミックスかも。

阿波公方 ―阿波の足利―(のなかみのる 原作/髙橋美由紀、那賀川町)
 平島公方のことを調べていたら、平島公方の館のあった徳島県阿賀川町の歴史民俗資料館のサイトに『平島公方物語』という書籍と、『阿波公方 ―阿波の足利―』というマンガを発見。古書店サイトで検索したら、前者は見つかりませんでしたが、後者は見つけたので買ってしまいました(^^;) もちろん足利義冬(義維)に始まる阿波公方(平島公方)の話だけでは一巻もたないので、第一章は尊氏・義満・義政等の話になってますが。しかし最後の平島公方義根(のち京都に移住)が漢文学者として有名だったというのは知りませんでした。
 『平島公方物語』、どこかにありませんかねえ...

家系研究 第40号(家系研究協議会)
 家系研究協議会創立25周年を記念しての会誌第40号です。今回は昨年の夏の例会で発表した『松前藩 松前・蠣崎一族の系譜』を一部加筆修正して投稿してみました。近いうちにPDFにしてうちのサイトにも載せますか...

| | コメント (2) | トラックバック (0)

室蘭・登別を旅する

 お盆休みの最終日、久しぶりに遠出に出かけました。本当に久しぶりで、嫁さん・まあくんと3人でのお出かけとしては、初めて千歳より遠いところへ行きました(^^;)
 でも正直なところ、その最大の目的は室蘭の崎守町にある南部藩陣屋のポロシレト台場勤番所跡に行くこと、あとは室蘭・登別方面のチャシの位置をもう一度確認することでした。お城関係巡りとしては、去年の関西旅行以来1年ぶり、道内の陣屋・チャシ巡りとしては、旭川周辺のチャシ巡り以来3年ぶりとなります(^^;) とうとう禁断症状(?)に耐えきれず、行くことにしましたが、1人で行くわけにもいかず3人でのお出かけとなりました。問題は室蘭まで高速で行くとしても2時間はかかるので、まあくんがおとなしくしていられるかということでしたが、案ずるよりも産むが易しといいますか、途中お昼寝してましたので問題なしでした(^^;)
 途中、樽前SAに止まり、売っていたシシャモの磯焼きと夕張メロンアイスを味わいました(^^)
IMG_2540 昼過ぎに室蘭に着くと、まず向かったのがポロシレト台場勤番所跡で、ここは現在崎守神社となっています。ナビに従って進むとあっさりと「史跡 モロラン陣屋台場跡番所跡」の碑を発見!嫁さんとまあくんを車に待たせて、碑の横の入り口から神社の社殿の方に進むと、その横の方に「史跡東蝦夷地南部藩モロラン陣屋跡ポロシレト台場勤番所跡」と書かれた説明板があり、それによるとここは安政3年(1856)にペケレオタ(現陣屋町)のモロラン陣屋とともに築いたもので、ここと対岸の絵鞆岬の台場と陣屋の三方向から砲撃して異国船を打ち払うという布陣だったそうです。この説明板のすぐ上が勤番所跡で、草が伸びていてわかりにくいですが、方形の土塁で周囲を囲んでいます。
 そこから社殿の前にある石段を下ると、途中一段高くなった平場があり、そこに「砲台跡」という看板が立っています。ここも草が伸び放題で地形は良く分かりませんが、確かに砲台を置く台場としては良い位置かもしれません。一瞬草藪に突入しようかなとも思いましたが、この日草藪にはいるつもりはなかったもんで半ズボンでしたので断念しました(^^;)
IMG_2550 車に戻り、坂道を下りながら戻ってくると、登り口の所に何か碑があるので、車を停めてみてみると「ムロラン地名発祥の地」と書かれた碑(というか標柱)でした。『北海道の地名』によると、室蘭の語源はアイヌ語の「モ・ルラン」、正確にいえば「モ・ルエラニ」(小さい・坂の意)とのことなので、この坂がその「小さい坂」なのでしょう。
IMG_2552 このあと白鳥大橋を渡り、対岸にある水族館の駐車場に車を入れ、持ってきたおにぎりをほおばりながら昼食です。実はこの駐車場のすぐ横にある海のある北側に向かって突き出た台地の先端部がハシナウスチャシのあったところのようです。『日本城郭大系』に載っている大正時代の地図と現在の地図を見比べてここだろうと推定しました。今はすっかり宅地と化してまして、その先端部の斜面も芝が張られてしまっていますが、いかにもチャシがあったろうと思わせる地形でした。
IMG_2555 昼ご飯が終わった後は、せっかく来たので、まず水族館に入場。外にアザラシやペンギン・トドなどがいて、アザラシくんがおすわりをして出迎えてくれました(^^;) その横に水族館の建物があり、館内には魚など水生物がいました。でも水族館の前の広場にはたくさんの子供用の遊具がいっぱいで、あそこは水族館というより、半分遊園地でしたね。この日も暑かったんで、遊具では遊ばず早々に退散しました(^^;) IMG_2559
それから道路を挟んで向かいにある道の駅・みたら室蘭にも行きました。ソフトクリームを食べながらしばらく涼んでましたが、ここから眺める白鳥大橋もなかなかきれいなので一枚写真を撮ってきました。
 そのあと絵鞆岬に行きまして、岬からの眺望を堪能しましたが、実はここにもエンルムチャシ・ポンエンルムチャシという2つのチャシがあったそうです。IMG_2564
実は事前にきちんと位置を確かめていなかったので、あとから気づいたのですが、チャシがあったのは今絵鞆岬の展望台があるところではなくて、それより北側のマリーナとなっているところの一番西側の裏山の辺りのようです。写真の赤丸の辺りだと思うんですが、もう一度確かめてこなくちゃいけません。
 ところで実は私、20年前に室蘭に10か月ほど住んでいたことがありまして、そのころ住んでいた職員寮(今は建物は無く、駐車場になってます)とか働いていた職場にちょっとより、車窓から眺めましたが、何とも懐かしかったですね。
 そして今度は登別に向かいました。といいましても、温泉がある方ではなくて、幌別ダムの近くの郷土資料館の方です。ここには数年前に嫁さんと来て以来2回目ですが、この日は休館日でした。IMG_2572
でも実は目的地は郷土資料館ではなくてそのすぐ近くにある幌別ダムの東側にある台地でして、そこが来馬チ