« 穂別・平取チャシ巡りの旅 11/6 | トップページ | 2011年・1~3月の収穫 »

中川町のオフイチャシ、天塩川流域で最大規模(道新 11/9)

 11/9付けの北海道新聞にチャシの記事が載っていたので、遅ればせですが紹介したいと思います。
 同記事によりますと、上川管内中川町佐久にある「オフイチャシ」遺跡が天塩川流域に現存するチャシで最大であることが、8日に終了した町教委や道開拓記念館の発掘調査で分かったそうです。調査の結果、面積は約2500平方メートルで天塩川流域の他のチャシの倍の大きさで、地層から16~18世紀の遺跡と見られること、遺跡内の斜面にはU字形の三つの壕が確認されるそうです。
 16~19世紀にかけてアイヌ民族はサハリンやその対岸のアムール川下流域の少数民族と蝦夷錦などの衣服や服飾品を交易しており、天塩川を通じて日本海にも宗谷海峡にも近いという地理的条件や遺跡の規模が大きいことから、調査グループは、このチャシが北東アジアとの交易拠点だった可能性があるとみて、土壌を分析して交易品や食品の痕跡を探るとのことです。

 このチャシの場所を確認してみると、天塩川をかなり遡った内陸にあるので、なんでそんな所に?と思うかもしれませんが、当時の蝦夷地は道路は整備されていないので水路が主な交通路だったのでしょうね。そう考えると天塩川が丁度カーブした所にあり、上流も下流も見渡すことができますし、支流の安平志内川との合流地点もすぐ横ですのでこちら側も見渡せます。絶好の遠望地だったに違いありません。
 厚真に行った時にも、かなり奥に行った所にヲチャラセナイチャシがあり、何でこんな所に?と思いましたが、こちらも交易路があったとの学芸員さんの説明に納得したことがありました。
 私が今まで見たチャシも多くが川や海・湖などの水辺に面していることが多く、水上交通の要衝に位置していたと考えると納得できるかもしれませんね。

|

« 穂別・平取チャシ巡りの旅 11/6 | トップページ | 2011年・1~3月の収穫 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中川町のオフイチャシ、天塩川流域で最大規模(道新 11/9):

« 穂別・平取チャシ巡りの旅 11/6 | トップページ | 2011年・1~3月の収穫 »