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室蘭・登別を旅する

 お盆休みの最終日、久しぶりに遠出に出かけました。本当に久しぶりで、嫁さん・まあくんと3人でのお出かけとしては、初めて千歳より遠いところへ行きました(^^;)
 でも正直なところ、その最大の目的は室蘭の崎守町にある南部藩陣屋のポロシレト台場勤番所跡に行くこと、あとは室蘭・登別方面のチャシの位置をもう一度確認することでした。お城関係巡りとしては、去年の関西旅行以来1年ぶり、道内の陣屋・チャシ巡りとしては、旭川周辺のチャシ巡り以来3年ぶりとなります(^^;) とうとう禁断症状(?)に耐えきれず、行くことにしましたが、1人で行くわけにもいかず3人でのお出かけとなりました。問題は室蘭まで高速で行くとしても2時間はかかるので、まあくんがおとなしくしていられるかということでしたが、案ずるよりも産むが易しといいますか、途中お昼寝してましたので問題なしでした(^^;)
 途中、樽前SAに止まり、売っていたシシャモの磯焼きと夕張メロンアイスを味わいました(^^)
IMG_2540 昼過ぎに室蘭に着くと、まず向かったのがポロシレト台場勤番所跡で、ここは現在崎守神社となっています。ナビに従って進むとあっさりと「史跡 モロラン陣屋台場跡番所跡」の碑を発見!嫁さんとまあくんを車に待たせて、碑の横の入り口から神社の社殿の方に進むと、その横の方に「史跡東蝦夷地南部藩モロラン陣屋跡ポロシレト台場勤番所跡」と書かれた説明板があり、それによるとここは安政3年(1856)にペケレオタ(現陣屋町)のモロラン陣屋とともに築いたもので、ここと対岸の絵鞆岬の台場と陣屋の三方向から砲撃して異国船を打ち払うという布陣だったそうです。この説明板のすぐ上が勤番所跡で、草が伸びていてわかりにくいですが、方形の土塁で周囲を囲んでいます。
 そこから社殿の前にある石段を下ると、途中一段高くなった平場があり、そこに「砲台跡」という看板が立っています。ここも草が伸び放題で地形は良く分かりませんが、確かに砲台を置く台場としては良い位置かもしれません。一瞬草藪に突入しようかなとも思いましたが、この日草藪にはいるつもりはなかったもんで半ズボンでしたので断念しました(^^;)
IMG_2550 車に戻り、坂道を下りながら戻ってくると、登り口の所に何か碑があるので、車を停めてみてみると「ムロラン地名発祥の地」と書かれた碑(というか標柱)でした。『北海道の地名』によると、室蘭の語源はアイヌ語の「モ・ルラン」、正確にいえば「モ・ルエラニ」(小さい・坂の意)とのことなので、この坂がその「小さい坂」なのでしょう。
IMG_2552 このあと白鳥大橋を渡り、対岸にある水族館の駐車場に車を入れ、持ってきたおにぎりをほおばりながら昼食です。実はこの駐車場のすぐ横にある海のある北側に向かって突き出た台地の先端部がハシナウスチャシのあったところのようです。『日本城郭大系』に載っている大正時代の地図と現在の地図を見比べてここだろうと推定しました。今はすっかり宅地と化してまして、その先端部の斜面も芝が張られてしまっていますが、いかにもチャシがあったろうと思わせる地形でした。
IMG_2555 昼ご飯が終わった後は、せっかく来たので、まず水族館に入場。外にアザラシやペンギン・トドなどがいて、アザラシくんがおすわりをして出迎えてくれました(^^;) その横に水族館の建物があり、館内には魚など水生物がいました。でも水族館の前の広場にはたくさんの子供用の遊具がいっぱいで、あそこは水族館というより、半分遊園地でしたね。この日も暑かったんで、遊具では遊ばず早々に退散しました(^^;) IMG_2559
それから道路を挟んで向かいにある道の駅・みたら室蘭にも行きました。ソフトクリームを食べながらしばらく涼んでましたが、ここから眺める白鳥大橋もなかなかきれいなので一枚写真を撮ってきました。
 そのあと絵鞆岬に行きまして、岬からの眺望を堪能しましたが、実はここにもエンルムチャシ・ポンエンルムチャシという2つのチャシがあったそうです。IMG_2564
実は事前にきちんと位置を確かめていなかったので、あとから気づいたのですが、チャシがあったのは今絵鞆岬の展望台があるところではなくて、それより北側のマリーナとなっているところの一番西側の裏山の辺りのようです。写真の赤丸の辺りだと思うんですが、もう一度確かめてこなくちゃいけません。
 ところで実は私、20年前に室蘭に10か月ほど住んでいたことがありまして、そのころ住んでいた職員寮(今は建物は無く、駐車場になってます)とか働いていた職場にちょっとより、車窓から眺めましたが、何とも懐かしかったですね。
 そして今度は登別に向かいました。といいましても、温泉がある方ではなくて、幌別ダムの近くの郷土資料館の方です。ここには数年前に嫁さんと来て以来2回目ですが、この日は休館日でした。IMG_2572
でも実は目的地は郷土資料館ではなくてそのすぐ近くにある幌別ダムの東側にある台地でして、そこが来馬チャシの場所です。チャシ自体はダムの建設の際に破壊されてしまったようですが、水辺に面した台地の先端部分といういかにもチャシにふさわしい立地でした。
 そして今度は登別東インターから道央道に乗り、またもや樽前SAでシシャモとハスカップソフトを味わいまして、自宅まで帰りました。こういう時自宅の近くに高速のインターがあるというのは便利です(^^)

P.S.
 家に帰ってから、高速料金のレシートを見て、ハイカが来年の3月末で使えなくなるというのを知りました。道路公団のサイトを見ると、偽造カードが非常に多くその対策としてというようなことが書かれていましたが、ETCへの利用促進のためという面も当然あるんでしょうね。でもうちは高速に乗るのは年に数回なんてのは、わざわざETCを付ける必要もないんで、ハイカが無くなるというのは私のようなユーザーの切り捨てにしか思えないんですが。何か他に方法無かったんですかねえ... どうも道路公団の怠慢に思えてしまう...

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